合格祈願や学問の神様で有名な東京の湯島天神。
湯島天満宮(正式名称)や湯島神社とも呼ばれ、受験シーズンになると多くの人が「合格祈願」で訪れる人気で知名度の高い神社です。
合格するために勉強に追われ、頑張る子どもや孫に、「何かしてあげたい」と思うのは当然です。
そんなときには、神頼みもひとつの方法ではないでしょうか。
本人以外が代わりに参拝することを「代参り」「代参」と言い、実は日本の伝統的な参拝方法のひとつだそうですよ。
気になる「本人以外が合格祈願に行っても効果があるの?」などの疑問を詳しく解説していきましょう。
他にも湯島天神の合格祈願について記事を書いていますので、
よろしければどうぞ。
目次
湯島天神の合格祈願の基本情報
まずは、本題に入る前に簡単に「湯島天神」の基本情報をお届けしましょう。
■埼玉の学業成就で有名な神社「秩父神社」
⇒埼玉秩父神社のご利益で願いが叶う?縁結びや開運効果の口コミ調査
御祭神について
湯島天満宮は、458年に雄略天皇が建立。
御祭神は、天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)と学問の神様「菅原道真公(すがわらみちざねこう)」です。
日本神話に出てくる大地の神様。岩に隠れてしまった天照大神を救いだした力の強い神様で、開運、勝運を司る神様。
平安時代に醍醐天皇の右大臣を務めた学者で、勉学に優れた才人。
左大臣の藤原時平により都を追われ、大宰府に左遷され現地で没する。
道真の死後、天変地異が多発したため、朝廷に祟りをなしたとされ、「天満天神」として信仰の対象となる。
現在は学問の神として人々に親しまれている。
湯島天神(天満宮)のご利益
正式名称は「湯島天満宮」ですが、湯島天神、湯島神社と呼ばれ親しまれています。
特に受験シーズンには多くの受験生や子どもの合格祈願をする人々が訪れる全国的にも有名な神社です。
湯島天満宮のご利益は、菅原道真をお祀りしているため「学業」「学問」が有名ですが、
実は、勝運や縁結び、無病息災などのパワースポット神社としても有名なんだとか。
合格祈願に行くとよい時期や混雑状況はこちらの記事をどうぞ。
⇒湯島天神の合格祈願はいつ行く?混雑状況やおすすめ時期と時間
⇒湯島天神で合格祈願「祈祷」時期や予約は?初穂料や混雑待ち時間
そのほか、湯島天神の合格祈願についての詳しい情報をまとめていますのでこちらもどうぞ。
湯島天神(天満宮)所在地や電車アクセス
所在地:
〒113-0034 東京都文京区湯島3-30-1
電話番号:
03-3836-0753
交通アクセス:
1.東京メトロ湯島駅から徒歩で2分
3.東京メトロ本郷三丁目から徒歩で8分
4.JR御徒町駅から徒歩で8分
5.都営地下鉄上野御徒町から徒歩で5分
6.都バス湯島三丁目から徒歩で1分
交通アクセスは、電車が大変便利です。
どの路線を使っても徒歩で歩けますね。
受験シーズンは大変混み合いますから、公共交通機関の利用をおすすめします。
湯島天神のアクセス方法についてはこちらの記事をどうぞ。
湯島天神の合格祈願|本人以外(不在)代理の参拝方法
さて、気になる、本人がお参りに行けない場合に、親や身内が代理で合格祈願に行く場合には、ご利益があるのかないのか・・・
気になりますね・・・
キチンと参拝方法を守り、しっかりと神様にご挨拶ができれば大丈夫のようですからご安心ください。
それでは代理の場合の参拝方法をご説明しましょう!
本人の代理ですから、責任を持って正しいマナーでお参りして神様に守っていただきましょう。
まずは湯島天神の正式な参拝方法を知ろう

代理は責任重大です。
本人の代わりに神様へお願いに行くのですから、失礼がないようにしっかりやり遂げたいですね。
イマイチ参拝方法がわからず不安な方はこちらをご参考にどうぞ。
お参り前の準備
1.鳥居をくぐる前に会釈を1回。
2.鳥居をくぐったら、手水(ちょうず)へ。
3.柄杓を右手にとり、水を汲み左手に水を流し清めます。
4.左手に持ち変えて、右手を清めます。
5.再度右手に持ち変え、左手で口をすすぎます。
この時、柄杓に直接口をつけてはいけません。
6.再度左手を清め、柄杓に残った水で柄杓をすすぎ、お清め完了。
一般的な参拝方法
1.お賽銭の後に鈴を鳴らしましょう。
2.二礼二拍手
3.神様への感謝、願い事を唱え終え、最後に一礼します。
本人以外(不在)代理の参拝方法
次に代理の人がお参りに行く代参りのマナーや作法です。
まずは本人と代理で来た人の関係を神様にお伝えする
代わりに参拝に来た人と、祈願する人の関係をきちんと神様にお伝えすることが大切。
・自分と祈願する人の氏名を伝える
・祈願する人との関係を述べる
・祈願する人の住所、住所、生年月日、年齢、受験校などをできるだけ具体的に言う
例えば・・・
「私は[本人の氏名]の母の[代理の氏名]です。
〇〇市〇〇に住む息子の[本人の氏名]が△△大学〇〇学部を受験します。
[本人の氏名]も一生懸命勉強していますので、どうかよろしくお守りください。」
といった感じ。
具体的にはっきりとお伝えするのがとにかくポイントです。
湯島天神の合格祈願|本人以外(不在)代理の注意点
代理での参拝にはいくつか注意点があります。
ぬかりなく参拝をしたい方はご参考にどうぞ。
本人の合格祈願以外はしない
例えば、自分の開運や出世、商売繁盛など、ついあれもこれもお願いしたくなるものです。
違う種類のお願いをつけず、あくまで大切な人の合格祈願だけを考える方が望ましいです。
参拝や祈祷は午前中に
代理で参拝に行くときは、時間も気にしましょう。
「神様へのご挨拶はその日の最初にする」という気持ちが大切です。
午前中のほうが望ましいです。
受験シーズンは混雑しますから、早め早めの行動をしましょう。
結果に関わらず「お礼参り」を忘れない
結果がどうであれ、お礼参りはしましょう。
受験が終わったら必ず本人が行き、結果をご報告しお礼参りをしましょう。
参拝時の一例をご紹介すると・・・
「私の母が1月にお願いに参りました[本人の氏名]と申します。」
といった感じ。
結果が良くても悪くても「今後もがんばります」という気持ちをお伝えしましょう。
きっと神様がその後もお守りくださいますよ。
湯島天神の合格祈願|遠方で代理も行けない場合は?
湯島天神は東京にある超有名な合格祈願の神様の神社です。
そのため、遠方からの参拝者も多くいらっしゃいます。
ですが、なかなか簡単には行けない遠方の方もいらっしゃることでしょう。
本来は本人が参拝に赴き、合格祈願の祈祷をお願いするのが最良ですが、
湯島天神さんの社務所にお問合せし、神社に代理で祈願をしていただく方法もあるようです。
絵馬の奉納を代理でやっていただいたり、合格祈願の祈祷を代理でやっていただけるのだとか。
また、御神札(おふだ)やお守りも郵送可能だそうです。
郵送方法や初穂料の納め方などは神社にお問合せし、指示に従いましょう。
電話番号:
社務所 TEL 03-3836-0753
まとめ
いかがでしたか?
あなたのお役に立てる情報はお届けできたでしょうか。
東京ではかなり有名な湯島天神(湯島天満宮)。
受験シーズンにはかなりの人で混雑することでも有名です。
なかなか本人が参拝に行けない場合には、本人の代理でふ両親や祖父母や兄弟が参拝に行く場合もあるでしょう。
その場合に、知っておくとよい参拝方法がありますので、しっかりと責任をもって代理のお役目を果たしましょう。
参拝前の作法、参拝の作法を知っておけば安心ですね。
それでは最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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