関東では誰もが知る明治神宮は、明治天皇と皇后の昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)をお祀りする神宮です。
初詣の参拝者数が300万人以上、年間参拝者数800万人以上という日本で最も多い神社としても知られています。

大正9年(1920年)創建。
神が宿る「永遠の森づくり」を目指し、全国から献木された約10万本の気を植樹して今の豊かな森を実現した場所でもあります。
そんな都会の騒がしさを遮るかのように静かにたたずむ神宮に今「御朱印ブーム」「パワースポット巡りブーム」という波が押し寄せています。
今回は、「明治神宮で御朱印をいただきたい!」と思っている方のために、
明治神宮でいただける御朱印について、受付時間や料金、場所などの基本情報をはじめ、限定の御朱印のご紹介や混雑時の待ち時間についてもご紹介しましょう。
明治神宮についての記事を他にも書いています。
よろしければこちらからどうぞ。
⇒明治神宮御朱印の限定|天皇御即位記念や令和元年初日の混雑状況
⇒明治神宮御朱印の菊と桐の2つの御紋がすごい!格式が高い神紋の秘密
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目次
明治神宮の御朱印について

御朱印の内容は、以下の通り。
印:皇紀、菊と桐の重ね紋、明治神宮
御朱印の画像
とても洗練された美しい御朱印ですね。
御朱印の種類は1種類です。
⇒明治神宮御朱印の限定|天皇御即位記念や令和元年初日の混雑状況
御朱印の「宮」の字の謎
御朱印を見て「あれ?」と思われた方もいらっしゃると思います。
この「宮」はなぜ「口」二つの箇所に「ノ」が入っていないのでしょうか。
なぜ常用漢字と違うのでしょうか。
モヤモヤしてきますよね。
答えは、「昔の漢字」を使っているからだそうです。
あまり馴染みがありませんが、「宮」の字は意外なことに昔は「ノ」が付いていない字が多かったのだとか。
そもそも「宮」は中国から来た象形文字です。
「ノ」は建物や部屋の間の廊下を指す文字だそうで、昔の中国には廊下がなかった為、最初は「ノ」がなかったのだそうです。
その後、廊下がつくのが普通になると自然と「ノ」が入るようになったようです。
つまり、昔の字、古い字という訳ですね。
ですが、明治神宮は大正9年創建の神宮ですからなぜそんなに古い漢字を書いたのかと言う疑問が湧きます。
その理由は、当時、最初にお札の第1号を授与した方が書いた「宮」の感じが「ノ」なしのものだったからだそうです。
明治神宮では、当時のその文字を今に引き継いでいるという訳です。
ちなみにこの方は、「当時の明治神宮造営局の第六代副総裁・床次竹二郎」さんでした。
ちょっとモヤモヤがすっきりしましたか?
御朱印の限定の種類は?
御朱印巡りを楽しまれている方の中には「限定の御朱印」を集めている方もいらっしゃいます。
明治神宮についても気になるところですね。
しかしながら、残念なことに明治神宮では「限定の御朱印はいただけません」
1種類のみとのことです。
(ただし、オリジナル限定の御朱印帳はあるようですよ!)
⇒明治神宮御朱印の菊と桐の2つの御紋がすごい!格式が高い神紋の秘密
御朱印の受付場所
御朱印をいただく場所のご案内です。
明治神宮の広い敷地の中にある「神楽殿」「長殿(ながどの)」と呼ばれる社務所です。
本殿に向かって右側(東側)神楽殿正面受付です。
(お守り授与所向かいにあるガラス張りの建物の地下1階)
長殿は基本的に土日祝日、初詣などの混雑時期に対応した受付になりますので注意しましょう。
住所:
〒151-8557
東京都渋谷区代々木神園町1-1
電 話:03-3379-9281
ファックス:03-3373-1699
御朱印の料金(初穂料)
御朱印の初穂料は500円です。
明治神宮という格式の高い神宮になると初穂料もお高い?のかもしれません。
(ちなみに、鹿島神宮は相場の300円)
御朱印の受付時間は何時まで?閉門時間に注意
受付時間については、少々注意が必要です。
なぜならアバウトだからです。
神宮の開いている時間は、
「日の出から日の入りまで」
とされています。
そして、御朱印をいただける時間は、
「開いている時間帯ならOK」
とされています。
ですが、実際に言った方の口コミによると、
御朱印のいただける基本時間:
9:00〜17:00(もしくは閉門時間)
と言われています。
閉門時間が17時よりも早い場合は気をつけましょう!
その前に、明治神宮の開門と閉門の時間を知っておかなければなりませんね。
ご参考まで。
明治神宮の参拝時間の目安
2月 6:20〜16:50
3月 5:40〜17:20
4月 5:10〜17:50
5月 5:00〜18:10
6月 5:00〜18:30
7月 5:00〜18:20
8月 5:00〜18:00
9月 5:20〜17:20
10月 5:40〜16:40
11月 6:10〜16:10
12月 6:40〜16:00
閉門時間は月により時間にばらつきがあります。
12月31日は終夜参拝できます。
事前に神宮の拝観時間をチェックしておきましょう。
また、御朱印に並ぶ時間や待ち時間を考えて、閉門時間よりも早めに受付を済ませるのを忘れずに。
御朱印の待ち時間にご注意
平日だと苦になるほど混んではいません。
ただし、いわゆる、年末年始、ゴールデンウィーク、夏休み、連休などは当然混雑しています。
本殿参拝よりも、御朱印やお守りに並ぶ人の割合が多いです。
夕方は比較的人が減りますので、穴場となりますが、神社のお参りは朝が良いとされています。
できれば午前中をおすすめします。
御朱印の待ち時間の目安
平日・・・0分~5分
土日祝・・・5分~40分
初詣・・・予想不能(3時間待ち?)
お正月は混雑からは逃げられません。
午後はどんどん並ぶ人が多くなるのでおすすめしません。
「午前中」がおすすめです。
書き手は4名いらっしゃいました。
待ち時間は、静かに待つのがマナーです。
御朱印とは何か|ご利益や効果は?貰い方や値段も徹底解説!
書き置きの御朱印はある?
混雑で待ち時間が長くなる場合の選択肢として「書き置き」の御朱印と言うものが存在しています。
書き置きの御朱印とは、御朱印帳に押していただく印ではなく、
御朱印を押した紙のことです。
神社によっは、混雑時や初詣には「書き置き」となる場合もあるのですが、明治神宮はどうでしょうか。
明治神宮についても、手持ちの御朱印帳がない場合は、書き置きの御朱印(半紙)での対応もあります。
墨書で書かれているものです。
それぞれの書き手さんの前に書き置きの御朱印が置いています。
「半紙で下さい」とお伝えし、初穂料を支払います。
(書き置きも500円の初穂料が必要)
御朱印帳には無理だったとしても、書き置きを持ち帰って御朱印帳に貼りつければいいですね!
■明治神宮ご利益アップの参拝方法
⇒【明治神宮】縁結びお守りの効果アップ参拝方法と御神木「夫婦楠」のご利益
■参拝の後のお楽しみ
⇒明治神宮のカフェランチは緑も楽しめるテラス席が人気|値段や混雑情報
まとめ
いかがでしたでしょうか。
まだまだ明治神宮の見どころや面白いところをご紹介したいところですが、次回に置いておきましょう。
御朱印についての情報はお役に立てましたでしょうか。
まずは御朱印をいただける時間はチェックしておいたほうが良さそうですね。
そして、初詣に限らず常に観光客や参拝者で混み合っている神宮ですから、御朱印の待ち時間も回避したいものですね。
早朝に参拝を済ませ、9:00に御朱印を求めて神楽殿へ向かうのがおすすめです。
早朝の神宮はまた格別です。
静寂な広い空間の中で神社のパワーをいただけるような気持ちの良い時間を過ごせますよ。
それでは、お出かけの際には、御朱印帳を忘れずに。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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