人気番組「ザ!世界仰天ニュース」で「死者33人に全米騒然!殺人メロン3週間前に食べて発症・・・恐怖リステリア菌の謎」が放送されます。

妊婦と胎児への危険性など食品に付着している細菌や感染などへの不安や恐怖が高まります。

このリステリア菌という細菌について、ご存じでしたか?

欧米では、今回の番組のメロンに限らず、ナチュラルチーズ、生ハム、スモークサーモン等を原因としたリステリアによる集団食中毒が発生しているそうです。

実は日本でも乳製品や食肉加工品などから、菌数は少ないですが、リステリアが検出されてるとのこと。

特にお腹に赤ちゃんがいる妊婦の方にとっては、油断することなく、このリステリア菌の感染予防に気を付けておいた方が良さそうです。

気になるのは、「熱に弱い」とされるリステリア菌の予防方法に、食品の加熱温度加熱時間はどう関係するのかとういうことです。

さらに、手軽な電子レンジが活用できるのか、細菌が付着する生野菜をどう洗えば予防できるのかも調べたいと思います。



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リステリア菌てどんな細菌?



このリステリア菌はどうやらとても一般的に身近に存在し、土壌・河川のほか、動物の腸管内等、普段の環境に広く存在している細菌のようです。

主に食品を介して感染する食中毒菌で、多くの食中毒菌が増殖できないような低温や塩分濃度の高い食品でも増殖する細菌です。

あの恐ろしいエボラ菌に次ぐほどの危険性があるのだそうです。

リステリア菌に感染したら?症状は?



発熱・筋肉痛等のインフルエンザような症状があらわれるようです。

とすれば、多くは9時間から48時間ごに感染症状が起きる計算となりますが、

今回のアメリカで起きたメロンでの食中毒事件では、「メロンを3週間前に食べて発症・・・」というように、どうやら数週間後に重い症状を引き起こす劇症型もあるようです。

嘔吐、下痢、痙攣など、ひどくなると死に至るケースも・・・

決して油断できませんね。

日本の厚生労働省からも注意がされています

厚生労働省では、「リステリアによる食中毒に注意してください。」と言った注意喚起がされています。

リステリアに感染したときの症状の重篤度には個人差がありますが、特に妊娠している方、高齢の方、免疫機能が低下している方は重症化しやすいので注意が必要です。

妊娠している方

⇒母体が重篤な症状になることはまれですが、胎児・新生児に感染による影響が出ることがあります。

高齢の方(65 歳以上)、免疫機能が低下している方※

⇒重症化する可能性が高くなり、死に至ることもあります。

・若い方よりもリステリアに感染すると発症するリスクが高いといわれています。
・65 歳以上の高齢の方がリステリア症患者数の77.6% を占めています。

※免疫機能が低下している方:
糖尿病、腎臓病、ガンやHIVエイズに罹患している方、 ステロイド治療を受けている方など

妊婦さんが感染した場合、定期健診の検査結果で医師から告知されます。

早期発見が大切ですので、検査はきちんと受けておきましょう。

胎児に感染してしまった場合は、脳損傷・髄膜炎などの可能性が高まります。

イオンの冷凍食品でリステリア菌の疑い。自主回収も

番組では、日本でのメロンの栽培でリステリア菌が発見された事例はないと言っていましたが、

輸入品の中には安全性が確実でないものもあると疑った方がいいようです。

大手「イオン」でもアメリカの工場で加工された冷凍食品「トップバリュ グリーンアイ オーガニック ミックスベジタブル」と「グリーンピース」に、リステリア菌が混入していた可能性があるとして約20万個を自主回収すると発表されたことがありました。

結構身近に大きな事件がありましたね。

記事はこちら⇒「イオン」冷凍食品にリステリア菌 回収へ

はやり輸入物には気を付けたほうが良さそうです。

今は、生野菜や果物も多く日本に入ってきています。

日本で売られているから大丈夫ではなく、自ら食品や製品について「どこのもの?」とチェックする習慣をつけておいた方がよいでしょう。

どんな食品に気をつければいいの?



「冷蔵庫に長期間保存され、加熱せずにそのまま食べられる食品」が危険の可能性があると覚えておきましょう。

アメリカで起こったリステリア食中毒の原因となった主な食品は、

・ナチュラルチーズ
・生ハム
・肉や魚のパテ
・スモークサーモン

です。

特にチーズは、料理の幅も広く、普段の食事や外食でも口に入る機会が多いですよね。

外国からの輸入のチーズが多いため、注意が必要な食品のひとつです。

チーズを選ぶポイントは「加熱処理」のようです。

ナチュラルチーズとプロセスチーズの違いをまとめてみました。

ナチュラルチーズ:
生きた乳酸菌がいます。
乳、クリーム、バターミルク又はこれらを混合して凝固させた後、ホエーを除去して製造されたもの(カマンベールチーズなど)。

プロセスチーズ :
ナチュラルチーズを粉砕、加熱融解して乳化したもの。
製造過程に加熱の工程が含まれるため、リステリアのリスクは低くなる(スライスチーズなど)。
熱処理をしているので保存ができる。

ちなみにナチュラルチーズには

・フレッシュ系
モッツァレラ・クリームチーズ・カッテージチーズ等

・ソフトチーズ類
カマンベールチーズ等

・青カビ類
ゴルゴンゾーラ等

手軽に手に入る美味しいナチュラルチーズが沢山ありますが、妊婦でなくても知識としてその危険性を知っておいて損はありませんね。

リステリア菌の特徴は低温に強く、塩分に強い

リステリア菌には、一般の菌とは違う特徴があります。

・低温に強い

・塩分に強い

ということです。

「塩漬け」や「砂糖漬け」は保存食として安心だから・・・といったイメージはありませんか?

どうやら違うようなんです。

リステリアが存在する場合、リステリア菌は低温に強いため、冷蔵庫内で徐々に菌が増殖し感染源となってしまうケースがあるそうです。

リステリア菌は熱に弱い!!

でも!!

逆に、「熱にはとても弱い!」という性質があるようです。

冷蔵庫に保存した食材は、「必ず加熱してから食べる」ということに気を付けて感染予防をすることが大事なんですね!

リステリア菌による食中毒を防ぐにはどうすればいいの?

という訳で、リステリア菌から身を守る方法、予防方法をまとめてみます。

・期限内に食べきるようにし、開封後は期限に関わらず速やかに消費しましょう。

・冷蔵庫を過信せず、保存する場合は冷凍庫やチルド室を活用しましょう。

・冷蔵室は扉の開閉で設定温度が高くなりやすく、また、リステリアは低温であるほど増殖しにくいため、より温度が低いチルド室(0°C~2°C)での保管が望ましいとされています。

・リステリアは他の食中毒菌と同様に加熱することで予防できます。

・食べる前に十分加熱しましょう。

・生野菜や果物などは食べる前によく洗いましょう。

リステリア菌が死滅する加熱温度や時間は?

さて、厚生労働省のアナウンスでもありましたが、

気になるリステリア菌の予防について調べていきたいと思います。

まず、「熱に弱い!」ということですので、調理をする時には、熱処理をする必要があります。

では、細菌を死滅させる加熱温度と加熱時間はどうすればよいのでしょうか。

・腸管出血性大腸菌
75°C‌‌ 1分

・カンピロバクター
75°C‌‌ 1分 
 
・サルモネラ属菌
75°C‌‌ 1分

・リステリア
65°C‌‌ 数分

・ノロウイルス
85~90°C‌‌ 90秒間以上

番組では、リステリア菌の死滅する温度は「70℃」とありましたね。

リステリア菌の食中毒予防の電子レンジの使い方は?

リステリア菌が熱に強い事がわかりました。

ですが、毎回、お鍋やフライパンを使う以外にも時短の味方「電子レンジ」を使いたくなりませんか?

電子レンジでも十分な加熱をすることでノロウイルス感染予防として有効です。

しかし、電子レンジによる加熱には弱点があり、その性質を十分に理解したうえで加熱することが重要のようですよ。

レンジでは湯気が出るくらい加熱すれば大丈夫なようですが、

電子レンジの性質上、マイクロ波の熱の伝わりにはムラがあります。

分厚い肉に火を通したりする場合は、厚みを均一にして調理しましょう!

そのほか、フタやラップをすると熱の通りがよくなり有効です。

ちょっとした手間で細菌から身を守りましょう。

リステリア菌から守る果物や生野菜の洗い方は?



食中毒といえば肉や魚、貝類などのイメージが強いですが、生野菜で感染することも珍しくはありません。

とにかく、きれいな水で念入りに洗うことです。

葉物は外側の葉にたくさん細菌が付いている場合がありますので、特に気をつけましょう。

とくに葉の凸凹に菌が溜まりやすい葉物野菜、皮を剥かずに食べることが多いナスやトマト、きゅうりなどの果菜類には要注意です。

水洗いしたあとも雑菌が気になる場合は、野菜洗いにも使用できる中性洗剤を使います。



手軽にできますね!

使い方はきちんと取扱説明書を読んでくださいね。

またお酢もよいそうです。

ボールにお酢を水で薄めたものに、10分ほど、果物や生野菜をつけておきます。

しっかり洗ってから食してください。

味には影響ありませんので、安全な方法でおすすめな方法です。



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まとめ

いかがでしたか?

お役に立てたでしょうか。

妊婦や胎児に悪影響が及ぶ今回取り上げたリステリア菌ですが、キチンと知識として知っておけば、予防もでき、快適な食生活を送ることができます。

食品の危険性を知らずに摂取したばかりに、お腹の赤ちゃんへの影響を不安に思う日々は本当に辛いものです。

まずは、妊婦さんは検診や検査を怠らないように気を付けてくださいね。

早期発見できれば投薬で治療する方法もあるそうです。

また、美味しいナチュラルチーズにも妊婦さんは注意したほうが良いでしょう。

食べる場合には、とにかく加熱することを心がけてくださいね。

では、まとめます。

リステリア菌を死滅させるため加熱する温度は、65~70℃です。

また必要な加熱時間は数分ということですが、電子レンジを使い、数分加熱して殺菌する方法もあります。

その時には、ムラを失くすために、ラップや電子レンジ用のふたを使用すると有効となります。

また、生野菜や果物には、細菌が付着している事がありますので、しっかり流水で洗うことをおすすめします。

葉物は特に入念に。

その際には、スプレータイプの除菌洗剤を使用したり、お酢を使ったりと手軽にできる方法も試せます。

「生野菜や果物はしっかり洗い、食事はしっかり人を通したものを口に入れましょう」

最後までお読みいただきありがとうございます。



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