令和元年、新天皇の即位に伴い、即位礼正殿の儀や晩餐会、祝賀パレードなど皇室の伝統行事が行われました。

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そして、一世一代の伝統儀式「大嘗祭」がいよいよ11月14日から始まり、その後も引き続き皇室の伝統行事は12月3日まで続きます。

「大嘗祭」の意味は?

「大嘗祭」はどんなことをするの?

日程スケジュールはどうなっているの?

大嘗宮(だいじょうきゅう)の莫大な建築費用はいくら?

などなど令和の大嘗祭についてあれこれ疑問や謎が頭に浮かびませんか?

平成の大嘗祭から29年。

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令和「大嘗祭」の謎|皇室の伝統行事とは

皇居





大嘗祭とは飛鳥時代から続く儀式で、古代日本人から引き継がれてきた伝統行事です。

600年代から始まったと言われています。

新嘗祭と大嘗祭の違いと意味は?

大嘗祭とは、新米を神々に供え、国家・国民のため、安寧と五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈願し、神様にお礼を申し上げる儀式のこと。

「食に関すること」で国家や国民のために祈りをささげることは、天皇の役割の中でも最も重要な仕事と言えます。

「新嘗祭(にいなめさい)」というものがありますが、新嘗祭とはどう違うのでしょうか。

新嘗祭:毎年秋に豊作を祈願

大嘗祭:即位後最初の「新嘗祭」(規模が大きい儀式)

「一世一代の儀式」と言えます。

大嘗宮(だいじょうきゅう)での儀式

大嘗祭は、皇居内に造られた「大嘗宮(だいじょうきゅう)」で行われます。

Daijôkyû Model模型参考



大嘗宮(だいじょうきゅう)の建設は、今年7月からおよそ4か月間大嘗祭の為だけに造られるものです。

大嘗祭が終わるとすぐに取り壊すものです。

大嘗祭の参列者

皇室最大の行事といわれる「大嘗祭」には天皇以外にも参列者が多数います。

参加するというよりは、見守る、という役割の方に近いです。

安倍総理大臣、県知事、市長など焼く700人が参列します。

令和「大嘗祭」|伝統行事の日程スケジュール

さて、気になる14日から行われる大嘗祭を含めて皇室の伝統行事のスケジュールをまとめてみました。

【11月】
14日~18日 大嘗祭(だいじょうさい)
22日・23日 即位礼及び大嘗祭後、神宮に親謁の儀(しんえつのぎ)
27日・28日、12月3日 即位礼及び大嘗祭後の神武天皇山陵および昭和天皇以前の4代の天皇山陵に親謁の儀

「親謁の儀」とは、天皇になったことを歴代の天皇に報告するというものだそう。

「大嘗祭」スケジュール詳細

■14日(木)午後6:30~
悠紀殿供饌の儀(ゆきでんきょうせんのぎ)

■15日(金)午後0:30~
主基殿供饌の儀(すきでんきょうせんのぎ)

■16日(土)、18日(月)
大饗の儀(だいきょうのぎ)※参列者と食事など

悠紀殿供饌の儀(ゆきでんきょうせんのぎ)や主基殿供饌の儀(すきでんきょうせんのぎ)は天皇が神様と食事をされる儀式のことです。

悠紀殿供饌の儀・主基殿供饌の儀とは

新米!

14日の悠紀殿供饌の儀(ゆきでんきょうせんのぎ)、15日の主基殿供饌の儀(すきでんきょうせんのぎ)では何が行われるのでしょうか。

この2つの儀式は新米を使ったさまざまな神饌を供えて安寧と五穀豊穣を祈願するものです。

5月に古来より伝わる亀の甲羅の占い(亀卜:きぼく)により決まった悠紀田(東日本)の新米(今回は栃木県)と主基田(西日本)の新米(今回は京都府)を使います。

天皇は御祭服を身に着け儀式を行います。

それぞれ3時間ずつ、天皇のみが知る非公開の儀式となります。

悠紀殿供饌の儀・主基殿供饌の儀の内容

<宮内庁資料によると>

●新米を使ったさまざまな神饌をお供え

●拝礼の後、安寧と五穀豊穣への感謝と祈願を込めた御告文(おつげぶん)を読む

●御直会(おんなおかい)を行う(同じ食べ物やお酒をお召しあがる)

悠紀殿供饌の儀・主基殿供饌の儀のスケジュール詳細

夕方から朝までかかる長時間の儀式となります。

■悠紀殿供饌の儀(約3時間)
14日(木)午後6:30~

■主基殿供饌の儀(約3時間)
15日(金)午前0:30~

令和「大嘗祭」|大嘗宮など建築費用の削減

皇居

莫大な建設費用をめぐり賛否の声が上がっています。

今回の大嘗祭の費用は約24億円(見込)といわれ、国費でまかなうとのこと。

江戸時代までは簡素な儀式だった

聞くところによると、平安時代から江戸時代までは時代の流れにより質素に行っていた時代もあったのだとか。

江戸時代の末期の大嘗祭で建てられた大嘗宮はたったの5日間で建てた簡素なものだったそうです。

明治時代になり、「近代国家」の天皇にふさわしい形を求めるようになり「大規模なもの」となっていったようです。

大嘗祭の費用について

昨年の11月に「秋篠宮さま」より

国費ではなく「内廷会計で行うべき」「身の丈にあった儀式に」とのご発言があったこともあり、

宮内庁は「儀式は国費でまかなう」「大幅な費用削減をする」ということに決定しました。

どこを経費削減したの?

具体的にどこを経費削減したのか調査しました。

平成の場合と今回の場合を比較してみると・・・

悠紀殿、主基殿の屋根の材料が変更となりました。

■平成の代替わり
かやぶき

■令和の代替わり(今回)
板葺き

建物の大きさも少し小さくしたとのことです。

これにより、約25億円⇒費用削減後、約19億円

大嘗宮は期間限定で一般公開される日程

興味のある方には朗報ですね。

儀式が終わればすぐに取り壊される予定の大嘗宮が一般国民にも期間限定で公開されることになりました。

日程:11月21日から12月8日まで

⇒詳しくはこちら
大嘗祭の建物見学注意点!一般公開いつからいつまで?場所・日程・料金

まとめ

いかがでしたでしょうか。

一世一代の「大嘗祭」が行われ、日本古来の伝統行事を国民がテレビを通して見ることができます。

費用など複雑な問題もありますが、純粋に飛鳥時代から続く儀式に歴史のロマンを感じずにはいられませんね。

大嘗祭の行われた儀式の舞台「大嘗宮」の一般公開もぜひチェックしておきましょう。

それでは最後までお読みくださいましてありがとうございました。

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